2017年12月7日木曜日

残念!今年は人工産卵場に産卵確認できず


事務局長 ● 水谷 博

根雪になりそうな雪の降った朝、これまでできていなかった葛温泉小白沢の人工産卵場の観察に出かけました。今年はペアリングを確認できなかったので、期待はしていませんでしたが、やはり産卵も確認できませんでした。理由としては次のようなものが考えられます。

 1, 産卵期に2度の台風による出水とそれによる堆砂
 2, 秋の釣果や生息調査者の観察によって個体数が非常に少ないと推察されていたこと
 3, 小さな礫が少な過ぎてすべて流されてしまったこと

でも、わずかではあってもどこかで産卵しているはずですから、来年に期待しましょう。

ところで、北の安曇野渓流会事務局長の私は、長野県内水面漁場管理委員(任期:2017年12月1日~平成2021年11月30日)に「採捕者」の代表として就任しました。
釣り人の代表ですので、長野県内における安全で環境に配慮した楽しい釣りができるように微力を尽くす所存です。渓流釣りに限らず、長野県内における「漁場」に関するご意見がありましたら何なりとお寄せください。よろしくお願いいたします。