2017年6月28日水曜日

アフター5で時合いテンカラ


事務局長 ● 水谷 博

このところ、葛温泉は堆砂がいっそう進んで魚信がなく、入渓していませんでした。数人の釣友はもとより、フライマンやルアーマンからも釣れないという声が上がっていました。
陽が長くなっているので、久々に5時を過ぎてから入渓しました。橋の下の大きな溜まりは全くなくなっており、釣果はもちろんアタリもライズも魚影もありませんでした。しばらく釣り上がって、ここしかないというポイントに振り込むと、白い魚体が水面上で反転しました。これは空振りでしたが、もう一度同じところに振り込むと、今度は水中でハリに乗ってくれました。20cmサイズですが、甲高できれいな野生ヤマメでした。いれば出るじゃない、というのが実感でした。
その上のポイントでは、イワナがきてくれました。チビでしたが、こちらも野生できれいな2年生でした。
でも、その後はサッパリ、かじか橋までにチビヤマメが1匹掛かっただけでした。堆砂でほとんどポイントがありません。七倉ダムから砂を一気に流し去る放流を期待したいものです。