2016年3月8日火曜日

撃沈毛バリで爆釣!?


事務局長 ● 水谷 博

春の陽光に誘われて、スキー場へ行ったもののベタベタのザラメで早々に切り上げ、ダメ元で鹿島川へ。解禁日以来の入渓です。
こんな時は小さな毛バリと20番で振り続けますが、全く反応がありません。瀬にいるはずはないので、タルミだけを狙ってのことです。しばらくして流れが大岩にあたって深みのある大場所に来たので、12番の撃沈毛バリに代えてみました。何か変と思って竿を立ててみると、ファッと25センチサイズの天然イワナが上がってきました。よく見ると、流れ込みにうようよ魚影があります。正面の流芯にも水中で盛んに捕食している魚影が見えました。
まずは、かたまっている魚影の中に反転流を利用して撃沈毛バリを送り込みます。早速撃沈毛バリに乗ってくれました。同じサイズですが、体色から秋に親魚放流されたイワナのようです。でも、サビはなく腹は黄色でヒレピンのイワナでした。
次に、流芯にいるイワナを狙って上流から撃沈毛バリを流すと、無視します。数度試みてイワナと毛バリの水深が一致したときでした。サッと毛バリの流れる左に身を寄せて素直に喰ってくれました。
再び、魚群に流します。アタリがよくわかりませんが、反応はしてくれています。背中に陽光の暖かさを感じて続けていると、また掛かってくれました。
結局、30分ワンポイントにいて7本のイワナを掛けることができました。最後の1本は、バシャッと水面を割って掛かってくれました。以前にもありましたが、この時期はサカナが集まっているところに当たりさえすれば数釣りできるようです。