2014年4月3日木曜日

春は名のみの葛温泉


事務局長・水谷 博

各地からボチボチ釣果の報告が続き、雪もほとんど消えたので、花曇り(と言っても大町の桜の開花はまだ10日以上先ですが。)の昼下がり、今シーズン初めて葛温泉に行ってみました。雪代や濁りもなくて平水だったので、ラッキーと思いつつ2号橋から振り始めます。もちろん、毛バリは必殺アジャリ毛バリです。
先行者の足跡もなく気持ちよく振れるのですが、砂には参りました。この時期、瀬の流芯から出る訳はなく、淵や淀みを狙うのが定石です。しかし、そういたポイントがまったくありません。すべて砂に埋まっているのです。それでも今年初めてのこと、春の気配にウキウキと大岩周りや石裏を狙って振り続けました。でも、仙人岩まで来てもまったく反応がありません。結局、高瀬舘前の堰堤まで振り上がりましたが、釣果はもとより、一つのアタリ、1回のライズ、1匹の魚影もないままでした。
帰りのこのことを釣友のT氏に話したら、最近の雨と七倉ダムの放流ですべてダムまで下ってしまったのでは、とのことでした。週末は寒の戻りがありそうなので、暖かくなる来週以降に期待しましょう。