2013年6月19日水曜日

ブラウン「駆除」したが、・・・


事務局長 ● 水谷 博

2週間前のリベンジに行きました。空は今にも泣き出しそうな雲行きで気温は17℃、水温は9℃台、このところ雨は全く降っていないのに水量は結構あります。水温が低いので上の雪渓がかなり溶けているのでしょう。でも、まあ、ベストコンディションでしょう。入渓は前回と全く同じ午後6時。その轍を踏まないようハリスも新しくして大型のランディングネットも持参しました。
手前側の瀬を慎重に釣り上がっていきます。新しい白い毛バリが波間に浮いているのがまだはっきり見えます。数度の振り込みでようやく水面下に沈みました。その時です。グァッと出ました。でかいブラウンです。しかし、水温が低いせいか前回ほどの引きがありません。深みに逃げ込まれることもなく、ちょっとしたやりとりで浅瀬に引き上げることができました。万全を期してランディングネットに収め、「駆除」できました。
早速、今年のイベントの「大物釣り競技会」で使おうと思って作った特性のスケールで大きさを測りました。これが何と37㎝ジャスト。前回ばらした50㎝サイズとは全く違います。ヒレピンとは言えないものの、胸ビレも尾ビレもちゃんとしています。しかも、美形です。このポイントには複数いたんですね。また来なくてならなくなりました。
その後はいつもの1時間コースを釣り上がりましたが、アタリはおろかライズさえありませんでした。とにかく魚影が薄い鹿島川です(今年はこのポイントしか入っていません。)。イワナの顔が見た~い。でも、大物はまだいるようですからまた駆除に来ましょう。