2013年3月12日火曜日

テンカラ初日は空振り三振



事務局長●水谷 博

年度末の仕事にもメドがついて、ようやく渓に出ることができました。まずは、釣友が解禁後に釣れたよと言う鹿島川水系の小沢に行きました。しかし、天気は晴朗なれどポカポカ陽気も去って気温-1度、水温は4度台、風もあって条件はよくありません。積雪はあるものの、しっかり締まっているので歩くのに支障はありません。
目指すはワンポイント、すぐに着いて仕掛けを出します。ハリスを新しいものに取り替え、いつもの12番で勝負です。ワクワクする気持ちを抑え、バシャッと出てくれるのをイメージして第1投です。ここしかないとうポイントですが、出ません。数回流しても反応がないので、下流の開きと上流の落ち込みへも投入しますが、出ません。ならばと、毛バリを止めてみたり逆引きもしてみましたが出ません。
何度も振り込んでいるうちに小枝に毛バリを引っかけてライントラブルです。この際と、毛バリを22番に落としました。でも、出ません。アタリも魚影も見られず、完全に空振りです。
何度も繰り返しているうちに、耳たぶが冷えて痛みを感じるほどです。これでは釣りになりません。早々にあきらめて暖を求めるしかありませんでした。見上げれば、快晴の空に鹿島槍、この景色だけで満足するしかありませんでした。次回に期待しましょう。